4大特長

テクヒーター®は安定供給のため国内で⽣産しています

「テクヒーター」は、発熱体に半導体セラミックスを使用した世界初のトレースヒーターであり、⽣産は⽇本国内で⾏っています。
半導体セラミックスを使用したことにより、以下の特長を実現しました。

無駄のない省エネルギー性

「テクヒーター」は、PTCセラミックスの特性を利用した自己制御型ヒーティングケーブルであるため、環境温度の変化に合わせて、常に一定な温度になるようにヒーター自らが調節します。そのため必要以上の発熱量がなく、エネルギー消費に無駄がありません。

※ PTCとは、Positive Temperature Coefficntの略称で、日本語で「正温度係数」と訳されます。これは、温度が上昇するに伴い、ヒーターの電気抵抗が増大する特性です。つまり、温度が上がると電気が流れにくくなり、温度が下がると電気が流れやすくなる特性です。

優れた安全性

「テクヒーター」はヒーティングケーブル自体が自己出力制御型のため、温度を調節するサーモスタットを使用しなくても異常過熱や焼き切れを起こすことがありません。当然、ケーブル内のヒーター同士が接触してもオーバーヒートする心配がないので、重ね巻きなどの施工も可能です。

高い柔軟性と長さの自在性(最長50m)

「テクヒーター」は驚くほどの高い柔軟性を持っているため、段差や複雑な配管などにも容易に施工することが可能です。また、並列回路型のヒーターであるため、自由な長さに切って使用することができます。一般的な直列型の電熱線では困難な分岐や継ぎ足し延長も可能です。

柔軟性紹介動画

「自由自在編」

「テクヒーター」の柔軟性を映像によりご紹介いたします。
自由自在に曲がることをご実感ください。
(0:30)

「巻付簡単編」

しなやかなため、パイプなどにも簡単に巻き付けることができます。
(0:15)

シーンに応じた製品ラインナップ

「テクヒーター」は、発熱体の配置ピッチを変えた発熱量の異なる3種類の製品を標準ラインナップしており、シーンに応じたヒーターを選択することができます。また、発熱体の配合変更や焼成方法を変えることで、さらなる高出力や省電力などの特殊ニーズにもオーダーメイドでお応えすることが可能です。